アズキゾウムシ駆除対策

アズキゾウムシ駆除対策

アズキゾウムシは甲虫目マメゾウムシ科の昆虫で、長期間貯蔵されたアズキやササゲに発生します。
体長は2~3mmで、上翅は赤褐色で白色や黒褐色の複雑な模様があります。 1匹の雌は1週間で約60個を産卵します。孵化した幼虫はアズキやササゲの豆の中を食害して生長し、25℃条件で産卵から約1ヶ月間で成虫になり、豆から脱出します。 豆には円形の孔があき、アズキは黒色に変色します。

適温であれば1年間に数世代を繰り返すことができるので、アズキを入れた袋や容器の中が虫だらけなっていることがあります。 成虫になるまでの期間が短いため、短期間で増殖するといえます。

スポンサード リンク

■対策
豆類を保管する場合は、小分けして密閉した容器に保管するようにします。周辺に豆がこぼれ落ちていたりしないように、貯蔵場所は常に清潔にしておきます。
アズキゾウムシは低温(約15℃)で活動を停止するので、なるべく低温貯蔵を保つようにします。
定期的に豆の様子を見て、虫が発生していたら発生源の豆は廃棄し、周辺の豆は早めに使い切るようにします。
アズキゾウムシの成虫は光に誘引されるので、電灯をつけて飛来することで確認できたり、捕獲することができます。

↑ PAGE TOP