ムカデ駆除対策

ムカデの生態

特に夏場はムカデが靴の中に潜んでいることがあり、知らずに靴を履いたら咬まれたということもよく聞きます。 ムカデが毒をもつのは、捕まえた動物を毒で動けなくするためです。人がムカデに噛まれるとかなり痛みがあり、腫れることがあります。

屋内に侵入するのは、体長が10cm以上になるトビズムカデやアオズムカデなどオオムカデ類が多いです。 そして侵入するのは、ゴキブリやクモなどを捕食するためだと考えられています。

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ムカデ対策

ムカデが好きな環境は「湿り気がある」「せまい」「暗い」「餌となる小形動物がいる」 という条件があるところです。 そんな環境を減らすことがムカデの発生をなくすことにつながります。

○家の周りの対策
家の周りが湿気が多いとムカデが好む環境になり、屋内へ侵入することも考えられます。 雨上がりに水溜りができていたり、湿っている場所に庭石や石垣などがあると、そこから屋内へ侵入したりします。 他にも不要な草や植木鉢、段ボール、ゴミ、植木の下なども住みかになっていることが多いので、処理をして下さい。
家の周囲はできるだけ乾燥させるようにして、不要なものが溜まっていたりしないように清掃することが大切です。

○ムカデの侵入口を防ぐ
ムカデが屋内に侵入するのは、基本的には地面に近い下からです。ドアや窓のすき間は隙間がないように、隙間テープなどで貼っておきます。

○不快害虫用の粒剤を散布する
家の外周に不快害虫用の粒剤を散布すると、ムカデ等の害虫の侵入を防ぐことができます。散布するときは、建物の周囲にすき間のないようにするのが重要です。 雨風で殺虫剤がきえたら、追加散布するようにします。

ムカデに噛まれたときの応急処置

ムカデの毒素は熱に弱いため、すぐに43℃~やけどしない程度までの温水シャワーで患部を温めます。 毒を取り除くには、皮膚表面を弱酸性ではない石けんやシャンプーで洗い流します。 皮膚の中に毒液が注射されているわけではないので、吸い出したり揉み出したりする必要はありません。
ムカデに噛まれて死亡したという例はありませんが、体質によりアナフィラキシーショックを発症する事もあるので、病院で診てもらいましょう。

※噛まれてすぐに冷やすと逆に痛みが増し、毒の絞り出しをすると余計に腫れます。

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