ゴキブリを発見したときの退治方法

ゴキブリを発見したときの退治方法

家の中でいきなりゴキブリに遭遇したらどうしますか?
ゴキブリを見慣れている人なら「わっ! でたっ!」と思っても、とっさに退治できるかもしれません。 逆にゴキブリが大の苦手で、その場から逃げ出す人もいるでしょう。 ここではゴキブリが逃げ出す前に、すぐに退治する方法をみてみます。

スポンサード リンク

●市販の殺虫剤をかける
市販のスプレータイプの殺虫剤を使うのが一番簡単です。
殺虫剤には、神経を麻痺させてしまうタイプの物、凍らせてしまうタイプの物、泡で固めてしまうタイプの物等があります。
凍らせてしまうタイプは殺虫成分がゼロのものもあり、子供やペットがいる家庭でも安心して使うことができます。 また使用されているガスは引火の可能性が低いものに改良済みで、火災の心配もありません。
泡タイプは噴射後に固まるので後処理も楽ですが、命中させるのが難しいかもしれません。 また、この泡はアクリル樹脂なので、じゅうたんや畳で使うと取れなくなることもあるので使いにくいかもしれません。 死骸の処理するときには、泡で見えなくなるのでいいかもしれません。

※スプレー殺虫剤の効果的な使い方
直接ゴキブリに吹きつけようとすると、風圧で吹き飛ぶことがあります。また、おしりの部分に触覚のようなものがあり、それで風圧を感じることができるので少しの風でサッと逃げてしまいます。 まずゴキブリから離れた位置に噴射して、すぐにごきぶりの真上から風圧で抑え込むように吹き付けます。冷気で動けなくなるので、息を吹き返す前に外に捨てるようにしましょう。

●アルコール(消毒用エタノール、除菌用アルコール)をかける
アルコール成分がゴキブリの口や気門から入ると、呼吸器を麻痺させたり、気化熱の冷却効果によりゴキブリの動きが止まります。 動かなくなったら復活することもあるので、すばやく捨てるようにします。 アルコールは時間が経てば乾燥するので、後処理も簡単です。
アルコールはスプレー容器に入れておくと使いやすいです。
※消毒用エタノールを大量にフローリングに吹きかけると、白くなることがあるので注意してください。

●掃除機で吸い取る
掃除機で吸い込んだ場合、即死しない場合もあるので、吸い込んでからしばらくはスイッチを入れたままにして窒息させるのがいいでしょう。
紙パックの場合はすぐに捨てるようにするか、掃除機をそのまま外に持っていって、外で中身を始末するようにします。

●食器用洗剤をかける
ゴキブリの呼吸器である気門は、通常は油分によって保護されています。食器用洗剤は油を溶かしてしまうため、気門に吹きかけると窒息して死に至ります。台所用洗剤だけでなく、トイレの洗剤、除菌スプレー、カビ取り剤などでもOKです。

●熱湯をかける
チャバネゴキブリは摂氏50度で死滅します。 電気ポットや魔法瓶に熱湯があれば、ゴキブリの真上から熱湯をかければ死滅します。熱湯を扱うときは、火傷などがないように十分注意をしましょう。

●スリッパや雑誌、丸めた新聞紙等で叩く
ゴキブリを叩く場合は、真正面から狙ったほうが成功しやすくなります。ゴキブリの後ろには空気の流れを察知する器官があるため、後ろから近づいてもさとられて逃げられてしまいます。 叩いたらゴキブリがつぶれるので覚悟がいるかもしれません。

●ドライヤーで追い詰める
家具や冷蔵庫の隙間などに逃げ込んだゴキブリには、ドライヤーを使ってみます。ドライヤーの熱風や舞い散るホコリが苦手なため、また姿を現します。そうしたら再度何らかの方法で攻撃します。

ゴキブリの死骸の処理方法

ゴキブリが死んだのはいいけれど、その死骸の処理に困った人も多いでしょう。ティッシュなどで摘み取るのが一番簡単ですが、「絶対無理!」の人は、次のようにするといいかもしれません。
 ・ホウキとちり取りで始末する
 ・掃除機で吸い取る⇒掃除機が紙パックの場合で、吸い込んだらすぐに紙パックごとビニール袋に入れ、密封して捨てます。
 ・新聞紙を折りたたんで先端にガムテープの粘着が表になるようにくっつけます。そこにゴキブリを貼り付けて捨てます。

※注意すること
ゴキブリの死骸が、他のゴキブリの餌になる可能性があるので、袋に入れて口を密封した状態にしてから捨てましょう。 ゴキブリのメスは死ぬ間際に卵を切り離すこともあるので、卵が落ちていないか確認して処理します。また、ゴキブリが通った道はきれいに拭き掃除をします。

↑ PAGE TOP