ヤスデ、ゲジゲジ駆除対策

ヤスデ、ゲジゲジの生態

●ヤスデ
ヤスデ類は屋外の落ち葉の中や堆肥や腐葉土の中、朽木や石の下などに生息しています。腐植質を食べて良質の土に還元している「分解物」とされています。 梅雨明けの時期には大発生して屋内への侵入することが多く、また大雨の直後にも多数侵入してくることがあります。 ヤスデの中でも「ヤケヤスデ」は触ると刺激臭のある黄褐色の液体を各節から分泌します。 この液には有害物質が含まれているため、皮膚に付くと痛みを感じたり、水疱となることもあります。

●ゲジゲジ
一般的に「ゲジゲジ」と呼ばれ、日本には、ゲシ(体長3cm弱) とオオゲジ(体長7cm強)の2種類がすんでいます。 人間にとって基本的には無害な生物です。 ゴキブリなどの害虫をはじめ、様々な小昆虫を捕食する点では「益虫」であるが、異様な外見や速く走り回る姿に嫌がる人も多く、不快害虫といわれることもあります。 生息するのは、屋外の草むらや石の下などの湿った場所です。

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ヤスデ、ゲジゲジ対策

ヤスデやゲジが生息するための環境を作らないことが対策となります。 家屋の周囲の落ち葉やゴミ、朽木などは掃除し、堆積しないようにします。雑草も刈り取り、乾燥した環境にします。 そして屋内のエサとなる害虫の駆除をすることも重要です。
ゲジは乾燥に弱いので、屋内の湿った場所を減らすことも効果があります。 屋内の侵入を防ぐには、建物の周囲に徘徊害虫用の粉剤を散布します。

屋内に侵入したヤスデやゲジは、素手ではさわらずにホウキなどで掃き出すようにします。

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