メイガ駆除対策

メイガの生態

メイガの中には、貯蔵穀類や穀粉、乾燥果実、菓子類などを食害する種があり、食品害虫として問題となっています。 メイガの被害で一番多いのは「ノシメマダラメイガ」によるものです。食害するのは幼虫の時期のみで、成虫は餌をとらずに交尾、産卵します。 メイガの幼虫は、強いあごで包装容器やビニール素材などは食い破り、中に侵入します。幼虫に侵入された食品は完全にエサとなってしまいます。

●ノシメマダラメイガ
ノシメマダラメイガの成虫は羽を広げても2cm程度で、灰褐色と赤褐色の2色の色をしています。成虫の寿命は約1週間で、この間に卵を200個程度産み付けます。 卵は0.5mmと非常に小さく、孵化した幼虫は2mm程度の大きさで、色がお米と同じ色なので気づきにくいです。

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メイガ対策

食品類はなるべく長期保存しないで、はやめに消費することが発生防止になります。長期保存する場合は、保管容器に入れて密封して保管します。 床や棚などに食品クズが溜まることのないように、丁寧に掃除します。

メイガの駆除

食品の中で発生した幼虫や成虫は、スプレー殺虫剤で駆除してから周辺を掃除し、その食品は廃棄します。 雄成虫を誘引する性フェロモンを利用したトラップが市販されています。それを仕掛けると、雄成虫の捕獲の効果があります。

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