ゴキブリの駆除対策~基本

ゴキブリが住みにくい環境を作る

ゴキブリを発見したけれど逃げられたとか、ゴキブリの糞があったとかの場合は、ゴキブリがいる可能性が高くなります。 ゴキブリは4~5月はまだそれほど個体数が多くありません。個体数が少なく、しかも繁殖機能を持っていない幼虫のうちに駆除して、その後の繁殖を大幅に防ぐようにしましょう。 そして駆除対策をすると同時に、ゴキブリが住みにくい環境を作っていきましょう。

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ゴキブリの生存条件をなくす

ゴキブリにとって最も重要な生存条件は「食べ物」と「水」です。 食べ物や水がなくなればゴキブリも生存できません。 ゴキブリが暮らしにくい環境を作るためにも、食べ物や水分補給ができないようにします。

●夜寝る前にすること
 ・食べ物は食べられないように戸棚などに片付ける
 ・三角コーナーなどの生ゴミは、蓋がしっかりと閉まるゴミ箱に捨てる
 ・流し台の水滴はふきんで拭いておく
 ・ビールやジュースのビンや缶は、水洗いをしてできれば屋外に置く

●その他、注意すること
 ・食品や食材はむきだしのまま放置しないで、袋の口をきっちり閉じたり、ケースに入れたりする
 ・流し台の排水口に汚れがたまらないように掃除する
 ・壁などに穴がある場合は、ふさぐようにする
 ・髪の毛やホコリも食べるため、常に掃除して清潔を保つようにする

ゴキブリが出現する場所・隠れる場所対策

●台所
台所には食べ物や水、油、電化製品などがあり、ゴキブリにとっては一番棲みやすい場所といえます。
コンロ周りは油汚れがつきやすいので、汚れたら固まる前に拭き取っておきます。
シンク下は湿気がこもりやすいので、換気をよくして拭き掃除もまめにするようにしましょう。
冷蔵庫や食器棚などの壁との隙間が狭い場合、そこは湿気も溜まりやすく、ゴキブリの隠れ場になりやすいです。 壁との隙間は風通しがいいように、5cm以上になるように設置しましょう。
ゴキブリにとって光や風は嫌なものです。狭い隙間はつくらないようにして、風の通り道をよくすることがゴキブリ対策になってきます。

●お風呂・洗面所
お風呂は湿度がこもりやすく、水分も残りやすくなります。 換気扇を回して乾燥させるようにし、水分も残さないように心がけましょう。
髪の毛もゴキブリのエサになるので、取り除くようにします。 洗面台もゴキブリが出やすいので、水分をよく拭き取ります。

●押入れ・天袋
押入れや天袋は暖気がこもりやすく、閉めたままが多いので湿気もこもりやすい場所です。時々換気をして拭き掃除をしましょう。

●その他の部屋
段ボールや古新聞、古雑誌などを放置しておくと、その隙間が格好の隠れ場になります。 特に家電製品の周辺に置くと、熱を持っているので侵入しやすくなります。放置しないで早めに処分するようにします。
書棚の本の隙間にもゴキブリが棲みやすいので、本の入れ替えや乾燥、掃除をするようにします。 観葉植物や植木鉢を家の中に置いておく場合は、受け皿に水が入っているので要注意です。

●玄関
玄関では下駄箱が薄暗く隙間もあるため、ゴキブリが出現しやすいです。時々扉を開けて風通しをよくして、掃除もしましょう。

●ベランダ
プランターや植木鉢がある場合は、その下が湿りやすいのでゴキブリが隠れやすくなります。棚などに浮かせて設置するか、こまめに移動するのがいいでしょう。 また、卵を産み付けている可能性もあるので確認するようにします。

●エアコン
エアコンの室外機からの排水口から侵入してくることがあります。 排水口を完全に塞いでしまうと排水ができないので、なるべく小さな網目状のネットなどで排水の出口にかぶせます。これでゴキブリ侵入対策になります。

●宅配の段ボール
段ボールの隙間にゴキブリが潜んでいたり、卵を産み付けていたりすることがあります。中身を空けたら、段ボールは外に出すようにしましょう。 段ボール以外にも、発泡スチロールやビールケースも同様に注意します。

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